気気とは何か


はじめに

現代人は仕事や家事におわれ、ゆったりとした時間を持てなくなっています。また、個人としてだけでなく社会としても、ゆとりを失っているのです。このような状態を気気の会では『気が上がっている』と考えています。できることならば誰でも気を上げることなく生きたいと思っているのですが・・・ こういう世の中で自分らしさを保つためには、『気を下げる』ことです。ここでは『気が上がる』ことについて解説し、『気を下げる方法=気気(きき)』を紹介します。やり方はとても簡単で、誰でもできます。


なぜ気気をするのか・・・気気が必要な背景

現代人は気が上がっている

私たちは気分が良いときもありますし、悪いときもあります。人には感情がありますから何かあれば嬉しかったり、悲しんだりすることは当然です。しかし、多くの現代人は明確な理由もなく普段から不機嫌でいたり、気分がスッキリしない状態で生活しています。ここではそれを問題にしたいのです。それは『気が上がっている』からです。私たちの生活は忙しく厳しいので、ストレスや悩みを抱えることも多く、とかく『気が上がる』ことが多いのです。

『気が上がる』とどうなるか

気が上がった状態は、自分らしさを失った状態です。スッキリしなかったり機嫌が悪くなります。 気があまりにも上がってしまうと、ケンカモードになって誰かを傷つけたり、思わず道徳的に悪いことをしたり・・・と普段はしないことでもしてしまいます。 さらに悪化すると、キレたり逆上して人間らしさを失い、犯罪さえおかしかねません。いつもはおとなしい人が大事件を起こすということがありますが、気が極限まで上がった状態で、まさに正気ではなかったのです。 また気が上がることは、怒りやすくなるだけでなく過敏になる場合もあります。たとえば過去のことをずーと後悔していたり、将来の心配をし過ぎて不安になったりします。また人間関係においても、他人のことが気になったり、相手のことを許容できなくなります。一度気になりだすとそこに執着してなかなか忘れられません。マイナスのイメージを抱えたまま生活していくことになります。

『気が下がる』=理想の状態

また誰でも機嫌の良いときもあります。風呂上がりや、美味しいものを食べているときに、いきなり怒り出す人はいないでしょう。気が下がっているからです。風呂に入ったり、美味しいものを食べることを通して、ある程度こころもからだも 満足して、気が下がったのです。これは物や外的な要因によって気を下げたのです。気気の会ではこれとは別の方法で気を下げます(方法は後述します)。自分の内側から気を下げていくのです。  気が下がっている状態は、自分らしい状態です。悩みはあっても、それにとらわれずになんとか生活していけます。たとえ不安や心配があっても、それを受け入れるフトコロもあります。他人とも落ち着いて交流することができます。

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