気気についてのQ&A


Q1 気気の会の目的は何ですか。

A  「気を下げること」です。 


Q2 「気を下げる」とは。

A  自分らしくなることです。


Q3 「自分らしくなる」とは。

A  肉体的には重心が下がること。精神的には落ち着くこと。


Q4 「重心が下がる」とは。

A  筋肉の余分な緊張が取れて、重心が(丹田・腰を中心とした)下半身に集まること。


Q5 「落ち着く」とは。

A 

 過剰な心配や不安がなく、ゆったりとした気分でいられること。落ち着くといっても何もしないので
 はなく、意欲が内側から湧いて来る状態にあること。




Q6 「病気を治す」「痛みを取る」ということについては、気気の会ではどう考えていますか。

A  気気の会では、「病気を治す」「痛みを取る」ということを目的にしていません。


Q7 からだを良くしたい人もいるのでは。

A 

 そういう想いを持ってしまうことは仕方がありません。しかし、気気の実践中は、「からだを治すこ
 と」など忘れてしまいます。からだを治すことが第一にならない型なのです。



Q8 気気の三つの要点の中で、「ただ手をあてる」の意味は。

A  「ただ〜」ということは、目指せばだれでもできます。しかしもし、「相手を気持良くしてあげよう」「痛
   みを緩和してあげよう」と考えたら、そうならないこともあります。目的を持つと、そうならないことも
   あるのです。
   「ただ〜」は目的ではなく、目指すことです。だから失敗はなく、だれでもできるのです。



Q9 手をあてる時には、無心で手をあてた方が良いのでは。

A  無心なんてできません。いつでも雑念はあるものです。


Q10 雑念(不安・心配・・・)が有ってもいいのですか。

A  雑念のある・なしは大した問題ではありません。有る無いというのは、比較・分別の考え方です。気
   気ではもっと大きなところにチューニングを合わせます。大きなところとは、無比較・無分別のとこ
   ろです。チューニングを合わせるとは、無目的なことをするということです。「ただ手をあてる」を目
   指すということは、無目的の実践です(但し、『ただ手をあてる』を目的にしてしまうと、無目的には
   なりませんが)。



Q11気気の会に参加しなくなる人はどういう人ですか。

A  @「気を下げる」こと以外の目的を強く持っている人。たとえば上述したように、からだを治すことを
    期待したり、治療の技術を身に付けたいと思っている人。
   A気気の考え方を充分に理解して、会に参加しなくても、自分で実践できる人。
   何年か経ったときに、思い出してくれたら嬉しいです。



Q12気気の会への参加は、一回毎の申し込みになっていますが。

A  人の気持は変わります。一ヶ月以上先のことなどわかりません。参加したいと思ったときに参加し
   て頂けたらいい。



Q13参加者同志の関係はどういう感じですか。

A  気気をすると相手に対する先入観が減ります。また気分も開くので、良い付き合いができます。そ
   れは旅先での一期一会のような爽やかな感じです。プライベートなことなど訊く必要も無く、互いに
   多くは知りません。 
   会の中では、上下関係はありません。上手下手がないので、長くやっている人が威張ることが
   できません。



Q14気気の技術に上手下手はないのですか。

A  そういうことに、こだわらないのが気気の会です。相手が不快でなければ合格です。


Q15 結果として気が下がらないことがあったら。

A  構いません。言葉で言えば「気を下げること」を目的とするとなりますが、それはそうならなければ
   いけないということではありません。目指せばいいのです。たとえば「東」という方向に歩くことは、
   方向を間違えなければ誰でもできます。たとえたどり着けなくても、「東(気を下げる)」に向かって
   歩いているということが大事なのです。気気の会で方向を間違えるということは、分別(結果の良し
   悪しなど)に固執することです。



Q16 気気の効果はどれくらい持続しますか。

A  持続しません。気気は実践しているときだけ、その変化(効果)があります。気気の終了後に腹を
   立てれば、そういうからだになります。



Q17 効果が持続しないのに気気をする意味は。

A  からだは、時々でも良い状態を作ってあげると、またその良い状態に戻りやすくなります。


Q18 手をあてる時に、正坐や他の坐りかたがツライのですが。

A  お尻の下に、座布団などを敷くと坐りやすくなります。また、椅子を使う方法もあります。手をあてる
   人、うける人、共に椅子に坐って行ないます。
   


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