気気の会
 雑談 実況中継
・・2007年10月14日


参加者:白石真基 斉藤慈子 J(女性) Y(女性)



Jさんの話

気気の会に参加するきっかけ

白石 Jさんは武蔵境のカルチャーセンターに来てくれたのが最 初でしたよね?

J  その頃身心の状態が悪く、どこか気功の教室がないかなと探していたのです。

白石 Jさんは文京区にお住まいですよね?

J そうです。たまたま武蔵境のカルチャーセンターのチラシを見たのです。

白石 すごく偶然ですね。それですぐに体験教室に参加されたのですか?

J  その頃は身心の状態が悪く、薬もたくさん飲んでいたので、何とか体調を良く
   したいという気持ちがありまして、気功を経験してみたかったのです。


気気の感想

白石 それが四、五年まえですよね。その頃の教室は太極拳や動気功が中心で、最後
   に少しだけ『気気』をしたのですよね。

J  その『気気』が一番良かったのです。

白石 そうでした。一日体験の終了後に「どうでしたか?」とお聞きしたら、「気気
   一番良かった」と言ってくれてすごく嬉しかったのです。それだったらカルチ
   ャーセンターよりも「気気だけをしている教室があるからそこへ参加してみま
   すか?」、ということでしたね。

J  そうです。国立の防災センターへ参加しました。

斉藤 その最初の日にJさんと組んで気気をしたのが私なのです。そのときは身体が
   本当に硬くて・・・

J  それでも終わってみたら、カラダが軽くなった感じがしました。楽になって、
   帰りの電車や歩いたりするのが、スッキリしていました。それで「続けよう」
   と思いました。

白石 一回目で感じられたのですよね。身体が悪かったから感じられたのか、身体が敏
   感だから感じられたのか。すごくコダワリを持っている固い人だと、せっかく感
   覚では気持ち良さを感じているのに、アタマの中は『そんなことは無いはずだ』
   と決めつけてしまう人もいますね。皮膚としては、筋肉としては心地良さを感じ
   られているのにアタマでは処理できないという人もいます。Jさんはしっかり開
   いていると言うか受け止めることができたのだと思います。



斉藤さんの話

参加するきっかけ

白石 斉藤さんも気功をやりたかったのですよね?

斉藤 そうです。府中のイトーヨーカドーのカルチャーセンターです。教室では最初の
   頃は動気功がメインで、後から太極拳も始めました。

白石 そうでしたね。あの頃はまだ定期的な『気気の会』はなくて、ときどき教室で練
   習する程度でしたね。

斉藤 はい。内容も今の『ただ手をあてる〜』だけではなくて、整体の技術的な練習も
   していました。

気気と整体技術



白石 気気の会を始めた頃もそうでした。筋肉の硬いところや調子の悪いところを探し
   て、そこに手をあてたりして、良くしようという練習です。その頃の私は、まだ
   技術を捨て切れないからそういう練習をしていたのだと思います。何故捨て切れ
   なかったかと言うと「ただ手をあてる〜」だけでは物足りないと思っていたので
   す。「ただ〜」だけ一本でいくだけの強さをまだ持てなかったのです。今思えば
   技術と言ったって大した技術ではないのですけどね。参加者の人たちにサービス
   したかったのです。もう少し押さえればもっと良いカラダになるとか、気持ちよ
   くなるとか、痛みが取れたり、そういうことを追求していたのです。今はその人
   が物足りない顔をしていても『終わり』と言えます。技術をしなくなったら来な
   くなった人もずいぶんいました。斉藤さんも技術をしなくなったら残念がってい

斉藤 今はもう自分の中で消化できました。技術を勉強したいという想いはまだありま
   すが、その前にこの「ただ手をあてる〜」をしっかりマスターしなければいけな
   いのではないかと。中途半端な状態ではカラダがわからないのではないかと。た
   だ筋肉やコリを見ているだけではダメなのではないかと。その人の欲求を見ない
   と。マニュアルで憶えても上手く使えないだろうし、そういうことで人のカラダ
   が満足できるとも思えないし・・・「ただ手をあてる」ことはカラダを理解する
   ことにつながっていると思います。その上で技術を学ぶと学びやすいと思います。
   もしかすると「ただ手を〜」ができると技術は自然にできるようになるのではな
   いかとも思っています。でも私の場合はまだ技術が入って来ませんから、「ただ
   手を〜」もできていないと思っています。技術が先行すると、身体の欲求のこと
   やコリの原因が判らず、ただ方程式通りに、この人はここが固いからここを押さ
   えればいいというふうに、人の身体を触っていくと思うのです。きちんと『ただ
   手を〜』ができて身体のことが判っていけば『ただ手を〜』をすることで技術は
   自ずと入ってくると思います。

白石 そうですね。私はついつい技術を否定したりしますが、『ただ手を〜』がベース
   として揺らぎの無いものになったら技術をやっても良いのかなと思っています。

斉藤 私は気功や『ただ手をあてる〜』などと触れ合うようになって、心が変わって来
   たのです。自分の考え方や心の持ち方に影響を与えられたので、年々楽に生きて
   いくようになってきました。初めは『ただ手をあてる〜』をやりながらも、良く
   なりたいという欲は強かったのです。が、だんだんに「まぁーいいんじゃない〜」
   と思えるようになってきました。




Yさんの話

ココロを開く

 

白石 Yさんは明るく、元気で穏やかな性格な方だお見受けしていますが・・・荒れた
   りすることもありますか?

Y 万年子供と言われています。どこに行っても、夫にも子供にも『子供ね〜』と言
   われま す。何をしても喜んでいます。よく散歩をするのですが、人の通らない
   ような道を、草などをかき分けて歩くのが好きです。リュックに飴やチョコ、バ
   ンドエイドや包帯も入れて持ち歩きます。

白石 散歩はお一人で行かれるのですか?ご主人と?

Y 色々です。歩きながら『祈りの道』とか『〜のせせらぎ』など名前を付けてある
   くのも好きなのです。

白石 名前を付けたりすると、その場所の印象が良くなりますね。プラスのイメージが
   その処に湧いて来ますね。Yさんは周りの人や物に対してココロを開いていらっ
   しゃるのでしょう。ココロを開くというのはとても気持ちがいいですよね。多く
   の人は状況によってココロを開いたり、閉じたりしています。苦手な人間関係の
   中では、自分を出さずに構えていることが多いですし、家庭の中や、気気の会の
   ような場所では開けると言う具合に。

Y 私はいつもいい人に出会うのですよ。

白石 それは自分の生き方がそれを導いているのだと思います。せっかく「いい人」に
   出会っていても「いい人」ととらえられない人もいるでしょうから。

Y 私が子供っぽいからできるのでしょうかね。人はみな素敵ですよね。

斉藤 認められるというのは素晴しいですね。まず「否定」から入る人もいますね。人
   と会うときに「いい人かな?」「そうでないのかな?」と区別しながら人とお付
   き合いしていることも多いですね。区別なしで人と会えるのは本当に素晴しいで
   す。



参加するきっかけ

 

白石 Yさんとは健康ランドで会ったのが最初ですね。

Y そうです。高尾山に登った帰りに寄ったのです。食事をしたり、お風呂に入って、
   一休みして、下に降りてきたら先生が太極拳をしていて、それがとても美しかっ
   たのです。

白石 それはどうも・・・

Y そのときは参加する勇気が無かったので、二回目のときに入りました。太極拳は
   疲れましたが、気功(気気と静気功)を体験したら気持ち良くなったので、それ
   から気功だけ参加することにしました。



気気の感想

白石 健康ランドには月に2回くらいいらしてますよね。健康ランドはお風呂があって、
   休めるし、ゆっくりとくつろげるのに、それでも更に気気に参加されるというの
   は、何故でしょうか?

Y 気持ち良さが全然ちがいますね。「手をあてる」とからだの疲れがスーと取れる
   と言いますか、安らぐのです。

白石 ありがとうございます。



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